今日は御獄山~大岳山~鋸山~奥多摩駅と奥多摩へ初登りに行ってきました。
そのブログは明日掲載。今日は表題の、「山へのスイッチが入った時」
昨年は趣味に登山が仲間入りした。といっても急に仲間入りした訳ではない。
今から2年前だったろうか、NHK教育で、田部井淳子とルー大柴の登山番組がやっていた。
当時は「中高年で登山ブームなのか、フーーーン」という感じで見ていたのだけど、
番組終盤で山小屋に泊まるシーンでてきた。
そういえば、人生で一度も山小屋に泊まったことがないな・・・。
そんなたわいもないことを水泳仲間の登山部長に居酒屋で話したら、部長「○×△へ行こ
うか」と言った。当時はビビ「○◇・・・□?」なんて感じでよくわからないままに、「そうしま
しょう」なんて酒の勢いでガッテンしていた。
そして昨年の7月、登山部長から「○×△山」(実はこれが燕岳ツバクロダケだった)に
行く旨の予定をメールで聞いてきた。
正直言うと、ビビ「(えっ!やっぱり行くの・・・(汗))」というのがその時の感想。
(部長さん、スミマセン)
しかしこれも何かの縁。山小屋に泊まったなんて話の種にもなるだろうし、わざわざ連れて
いってくれる人などそうそうはいない、と気持ちを切り替えて参加のメールをだす。当時、
山小屋というのは風呂はない、夕食はカレーしかない、狭いところでゴロ寝をするという
イメージしかなかった。いわゆる、体験旅行気分だ。
当然、目的は山小屋に泊まることであって、山に登ることでも、山を楽しむことでもない。
しかし山小屋は山に登らないと泊まれないというジレンマもあった(爆:ホント)結局、
続けるかどうかもわからないようなものに宿泊・旅費(これは仕方がないにしても)・
装備と、お金を掛ける気はさらさらない。
登山用に買ったのは38Lのザック(¥14,000)・長パンツ(¥13,000)・ヘッドランプ
(¥2,400)と雑貨くらいなもの。長パンツは私自身が登山と関係無しにこだわりというのか、
脚・腰が自由に動くものでないと気持ちの上でストレスになるので、初心者としては値の張る
ものを買った。
雨具はJリーグが始まった年に買ったゴアテックス製のものを防水ワックス(つけ置き3回)で
機能を回復させ、使用。(いまだに現役です)
そしてついに9月9日バスで長野県松本駅に向かう。登山部長とは登山口にある有明荘と
いう旅館で現地集合となっていた。
松本市は長野県に二番目に大きい街と思っていたので、駅についた途端、大きく山が見えた
時は驚いた。長野県で2番目に大きい街で山が見えるの?私はてっきり東京の阿佐ヶ谷か
荻窪くらいと思っていたので軽いショック。23区でしか生活していない者はこれだから困る
(反省)。
一時間に1本の通勤・通学線らしい、大糸線に乗って穂高駅で降りる。「穂高」これはホタカが
正解でホダカではない。濁らない。これも誤解していた。また丁度、NHKドラマ「ひまわり」
のロケ地でもあったらしい。完全に世間から離れて生きていることを実感(汗)。
そんななか、乗り合いバスに乗って前泊先の有明荘に着く。
前週の9月2日、最初の予定していた日が台風で1週間スライドした。そんな訳で、今回も
悪天候だったら中止という申し合わせがあった。結局前日に、悪天候の場合は私は有明荘の
温泉に浸かって帰るという旨のメールをだしていた。そうなのだ。私の目的は山小屋に泊まる
ことであって雨天の悪路をわざわざ登ることではない。
翌日、天気は良好。
燕岳は人気の山らしく思った以上に人が多い。以前にも書いたけど、登り始めて30分程で、
とある気づきから、これは平泳ぎの練習になると思い、登山というより、水泳の練習の一環と
して登るように意識が変わってしまった。
結局そのまんま、山小屋に着く。前週にテレビ東京で放映していた山小屋特集(燕山荘も
出ていた)の映像の方がきれいに見せているだろうなと思っていたが、実物を前にして既視
感が被ってくる。(実際はとても良いところです。テレビはちょっと見せるツボを押さえすぎている)
すこし気分が下がったところで
ビビ「ここが頂上?」と聞くと
部長「頂上はあっち」と私の背面を指さす。
振り返ると、燕岳の姿を目にした。その時だと思う。山へのスイッチが入ったのは。
「きれいな山だなぁ・・・・」