2010年 12月 21日
「箸(はし)休め」と外旋 |
昨日の夕食の時、あることに気がついた。
箸を持って食事をする時、多くの人は絵①のような状態で箸をもっていると思う。
ふと、なにげなく絵②のように箸をもってみると身体の感覚が変わった。
どのように変わったかというと、右の(私は右利き)肩や股関節が外旋するのが感じら
れる。特に絵②の状態で親指を脱力すると、より強く外旋を感じられる。
なんでこんなことに一人、興奮しているのかというと、
右利きの人が右の肩や股関節の外旋を日常動作でする動きはそんなに多くはない。
右の外旋運動は非日常的な動きと考えていい。なぜなら親指を使った動作の多くが
内旋運動を招いているからだ。
日常生活で親指抜きの動作は考えにくい。ついでにいうなら人差し指もそうだ。だから
日常で利き側はいつも内旋の動作を習慣づけられている。
そんな日常生活のなかで、外旋動作を日常動作の習慣として取り入れていくには、絵②の
ような箸の持ち方(これを【箸(はし)休め】と勝手に呼んでいるけど)を習慣づけると内旋
一辺倒だった日常動作に外旋動作を普通に取り入れることができると考えた。
もっともこの動きは、肩や股関節の外旋がある程度できる人に有効な方法であって、外旋が
不得手な人には単なる指の運動になってしまう気もする。
余談だけど、外旋・内旋の運動は身体の柔軟性を得ていく過程でむずかしい動きだ。ヨガ
でも初級者以上の身体の柔らかい・固いをいう場合、この外旋・内旋ができるかどうかをさす
場合が多い。
立位で手が床につくといった、股関節の伸縮・伸展はヨガでも初歩の初歩であり、これが
できるからといって身体が柔らかいというのは一般的な印象であって、ヨガ関係者ではそれ
ほど関心はない。
外旋・内旋運動がむずかしいのは、その動きの範囲が狭いため見た目にわかりづらい、
また、利き側が非日常的な動作であるため、身体感覚としてわかりづらいということが
ある。
平泳ぎの動きは日常ではあまりない動き、というのを聞いた人は多いと思うけど、具体的に
どういう動きということではひとさまざま。ある人は女の子座りができるかどうかというだろう。
また足首の向きをいう人もいるだろう。
いろいろな身体の状態の人がその数だけ意見があるだろうけど、私が平泳ぎの非日常的な
動きをどれか一つだけをあげよというならば、それは利き側の肩関節の・股関節の外旋・
内旋ということになる。勿論それには腹斜筋などの動きも当然関与してくるのだけど、ひとこと
だけで表現しろとなると、利き側の内旋・外旋運動なのだ。
箸を持って食事をする時、多くの人は絵①のような状態で箸をもっていると思う。
ふと、なにげなく絵②のように箸をもってみると身体の感覚が変わった。
どのように変わったかというと、右の(私は右利き)肩や股関節が外旋するのが感じら
れる。特に絵②の状態で親指を脱力すると、より強く外旋を感じられる。
なんでこんなことに一人、興奮しているのかというと、
右利きの人が右の肩や股関節の外旋を日常動作でする動きはそんなに多くはない。
右の外旋運動は非日常的な動きと考えていい。なぜなら親指を使った動作の多くが
内旋運動を招いているからだ。
日常生活で親指抜きの動作は考えにくい。ついでにいうなら人差し指もそうだ。だから
日常で利き側はいつも内旋の動作を習慣づけられている。
そんな日常生活のなかで、外旋動作を日常動作の習慣として取り入れていくには、絵②の
ような箸の持ち方(これを【箸(はし)休め】と勝手に呼んでいるけど)を習慣づけると内旋
一辺倒だった日常動作に外旋動作を普通に取り入れることができると考えた。
もっともこの動きは、肩や股関節の外旋がある程度できる人に有効な方法であって、外旋が
不得手な人には単なる指の運動になってしまう気もする。
余談だけど、外旋・内旋の運動は身体の柔軟性を得ていく過程でむずかしい動きだ。ヨガ
でも初級者以上の身体の柔らかい・固いをいう場合、この外旋・内旋ができるかどうかをさす
場合が多い。
立位で手が床につくといった、股関節の伸縮・伸展はヨガでも初歩の初歩であり、これが
できるからといって身体が柔らかいというのは一般的な印象であって、ヨガ関係者ではそれ
ほど関心はない。
外旋・内旋運動がむずかしいのは、その動きの範囲が狭いため見た目にわかりづらい、
また、利き側が非日常的な動作であるため、身体感覚としてわかりづらいということが
ある。
平泳ぎの動きは日常ではあまりない動き、というのを聞いた人は多いと思うけど、具体的に
どういう動きということではひとさまざま。ある人は女の子座りができるかどうかというだろう。
また足首の向きをいう人もいるだろう。
いろいろな身体の状態の人がその数だけ意見があるだろうけど、私が平泳ぎの非日常的な
動きをどれか一つだけをあげよというならば、それは利き側の肩関節の・股関節の外旋・
内旋ということになる。勿論それには腹斜筋などの動きも当然関与してくるのだけど、ひとこと
だけで表現しろとなると、利き側の内旋・外旋運動なのだ。
by hynbm
| 2010-12-21 21:46
| 水 泳