2008年 05月 16日
身体のオーバーホール |
ハムストリングスで右足の引き付けをしていたということは、普段の歩行でもそのような
歩き方をしていたわけで、外からは分からないし、本人も気づいていない。しかし今回、
平泳ぎチャレンジを通して、そんな身体の動きに気づけたことは、これからの人生を考える
と、ちょうど、身体のオーバーホールをする時期だったんだなとも思う。
瓶の底にたまっている澱(おり)を取り出して、新しい水を継ぎ足した感じ。
スクワットの時に、大腿筋膜張筋と大殿筋を意識したトレーニングをしたら、大腿内旋筋群
が、再び、引っ張られる感じがしだした。人間の身体はX軸・Y軸・・・といった風に
動いているわけではないと思うので、これまでと違った身体の動かし方をすると、筋肉も
また違った動き方をして、より柔軟性やエネルギーの出し方をするのではないだろうか。
つまり、ストレッチや筋トレは一つのパターンをひたすらこなすのではなく、色々な動きを
しながら続けていくと、まさに、満遍なくトレーニングされるという当たり前の結論に行き
つく。しかし、この当たり前に気づくのが大変。なんといっても、脳は、自分に都合のいい
ことしかしようとしない。甲野善紀先生曰く「バカ社長とごますり社員」
そういう方向で考えていくと、サプリメントで栄養を摂るといっても、それは一方向の
パターン化された栄養の取り方であって、魚や野菜そのものを摂っていくことに比べれば、
かなり片寄った食生活を招くと思う。例え、そのサプリメントが、所謂、科学的な栄養摂取
であっても・・・。
かつて、講演会の質疑で、「私はサプリメントを栄養学的にキチンととっているので病気や
アレルギーにはなりません!」と聞かれもしないことを誇らしげに言っていた30代前半
くらいの人がいたけど、その人、もし病気やアレルギーになったら、そのときは、やはり
誇らしげに「私はサプリメントを全面的に信頼していましたけど、それは間違いで食事
そのものを大切にすべきだと思います」と聞かれもしないのにいうのだろうか。
話もとへ。
賢い人なら、大腰筋ではなくハムストリングスで足を引き付けていたとわかったら、すぐに
腕も、広背筋ではなく上腕二頭筋で腕を引き寄せていたのではと予測出来ると思うのだが、
そこは、人一倍ニブイ私。
やっと今日、このことに気がつく。これで、平泳ぎのプルの際、右腕の動きがおかしい
原因がわかった。(ストレッチだけではダメ。筋トレも同じくらい大事、のいい例です)
しかし同時に、私が2軸クロールのストレートプルにしやすかったのは、たまたま、広背筋で
右腕を引き寄せる習慣が弱かったことでもある。これまた、逆さまに言えば、いかに右の
ローリングが弱かったかということでもある。
人生、人間万事塞翁が馬(ニンゲン バンジ サイオウガ ウマ)。
歩き方をしていたわけで、外からは分からないし、本人も気づいていない。しかし今回、
平泳ぎチャレンジを通して、そんな身体の動きに気づけたことは、これからの人生を考える
と、ちょうど、身体のオーバーホールをする時期だったんだなとも思う。
瓶の底にたまっている澱(おり)を取り出して、新しい水を継ぎ足した感じ。
スクワットの時に、大腿筋膜張筋と大殿筋を意識したトレーニングをしたら、大腿内旋筋群
が、再び、引っ張られる感じがしだした。人間の身体はX軸・Y軸・・・といった風に
動いているわけではないと思うので、これまでと違った身体の動かし方をすると、筋肉も
また違った動き方をして、より柔軟性やエネルギーの出し方をするのではないだろうか。
つまり、ストレッチや筋トレは一つのパターンをひたすらこなすのではなく、色々な動きを
しながら続けていくと、まさに、満遍なくトレーニングされるという当たり前の結論に行き
つく。しかし、この当たり前に気づくのが大変。なんといっても、脳は、自分に都合のいい
ことしかしようとしない。甲野善紀先生曰く「バカ社長とごますり社員」
そういう方向で考えていくと、サプリメントで栄養を摂るといっても、それは一方向の
パターン化された栄養の取り方であって、魚や野菜そのものを摂っていくことに比べれば、
かなり片寄った食生活を招くと思う。例え、そのサプリメントが、所謂、科学的な栄養摂取
であっても・・・。
かつて、講演会の質疑で、「私はサプリメントを栄養学的にキチンととっているので病気や
アレルギーにはなりません!」と聞かれもしないことを誇らしげに言っていた30代前半
くらいの人がいたけど、その人、もし病気やアレルギーになったら、そのときは、やはり
誇らしげに「私はサプリメントを全面的に信頼していましたけど、それは間違いで食事
そのものを大切にすべきだと思います」と聞かれもしないのにいうのだろうか。
話もとへ。
賢い人なら、大腰筋ではなくハムストリングスで足を引き付けていたとわかったら、すぐに
腕も、広背筋ではなく上腕二頭筋で腕を引き寄せていたのではと予測出来ると思うのだが、
そこは、人一倍ニブイ私。
やっと今日、このことに気がつく。これで、平泳ぎのプルの際、右腕の動きがおかしい
原因がわかった。(ストレッチだけではダメ。筋トレも同じくらい大事、のいい例です)
しかし同時に、私が2軸クロールのストレートプルにしやすかったのは、たまたま、広背筋で
右腕を引き寄せる習慣が弱かったことでもある。これまた、逆さまに言えば、いかに右の
ローリングが弱かったかということでもある。
人生、人間万事塞翁が馬(ニンゲン バンジ サイオウガ ウマ)。
by hynbm
| 2008-05-16 22:39
| 水 泳