2004年 12月 23日
平泳ぎ日記7 丸暗記 (長文) |
平泳ぎに悩んでいる人が必ずぶつかる壁
(足で水を切っているだけで、水を押せていない)があります。
わたしもその一人です。
なぜ押せていないのか、人により原因はさまざまですが、
私の場合でいうと、引き付けまでは出来ているがその後の【押し出し】が
ダメということです。コーチからヒザを使うようにと言われても、ハテ?
どういう動作がヒザを使った動きなのかが、見ていてもさっぱりわからな
かったのですが・・・・
祝!やっとわかりました!!!(といっても、「前菜」程度なのですが・・・)
「お悩み解決方法」をみつけました。
図1
これまでの【押し出し(キック)】は 図1のようでした。
出来ない人の殆どがこのパターンです。丁度、サッカーのインサイド・キック
(足先を外に向け、かかとをお尻に引き付け蹴り出す)のようです。
これは、【引き付け】が出来ていても同じです。
当然、足の裏が真後ろを向くのはホンの一瞬しかありませんから、
前に進むのはとても難しいです。
図2
ならば、ヒザを使った動きとは・・・?
図2を御覧下さい。この図は真後ろから見た時の足の軌道を示したものです。
足首が楕円をえがいているのがわかるかと思います。
そんなこと、前からわかっているよ!(怒)、という声が聞こえてきそうですが、
もうちょっとおつき合いを。ここからが大事です。つまり、この動きをドリル化して
反復練習すればいいのです。
図3
図3に移ります。これは、私のやったドリルです。
プールサイド近くに立ち、立った状態で平泳ぎの足の動きをしてみます。
当然、自分の目で足の動きが確認できます。自分なりのポイントを意識しながら
行います。最初は図1のようにならないようゆっくりやる方がいいかもしれません。
話が変わりますが、絵を書く時も最初から1本の線で描いていくわけではありません。
何本も線を引いていくなかで、理想の線を見つけていくわけです。
ここでは、自分の型になるであろう動きを模索しながら(ポイントを意識しながら)
見つけていきます。
その時大切なのは、この動きはその時点・時点で独立した動きではなく
ひとつの動き(楕円)として捉えます。よって、途中で止めたりしてはいけません。
スピードはコントロールしても構いませんが、あくまでも一つの動きとして
練習します。その為にはある程度、【ヒザを使った押し出し(キック)】のイメージが
頭の中にないと困ります。これはうまい人の泳ぎやビデオをみてインプットして
おきます。
また、この動作を行うとヒザ・股関節を使っていることが自然と感じられます。
今日のポイント
このドリルは、《慣れ》ではありません。斎藤隆流にいえば 《丸暗記》です。
練習の結果による受け身としての《慣れ》ではなく、能動的な《丸暗記》です。
ブラインドタッチと同じことです。この動きが出来なければ平泳ぎは出来ません。
この練習を繰り返します。兎に角、 《丸暗記》として意識してください。
ビビロロ・メソッド
①25mプールで平泳ぎの伏し浮き【ヒザを使った押し出し(キック)】をします。
②反対側についたら、図3のドリルを右・左足とも8回行います。
③次は平泳ぎ以外(クロール・背泳ぎ・平泳ぎのプルのみ・バタフライ)の泳法で
1本25m泳ぎます。
④反対側についたら、再び図3のドリルを右・左足とも8回行います。
この①~④の練習を反復して行います。時間的には4セットほどが適当かと思います。
③は足だけに意識がいかないよう、気を紛らわす意味合いがあります。
②・④は、兎に角、 《丸暗記》。
よって、①平泳ぎの伏し浮き【ヒザを使った押し出し(キック)】をしているときは、
意識はスネを使っているかとか、足の裏が上を向いているかなどに向き、
ヒザを使った動きなんて考える必要はありません。なぜなら、②・④のドリルのおかげで
体が自然と反応(練習したように動く)するためです。考えれば考えるほど、
図1の動きに戻ります。あるのは、水の抵抗を感じられたかどうかそれだけです。
後は、体に任せよ!ということです。当然、練習量が少ない、または、トビトビだと
体の反応は鈍くなります。
感想
このドリルの結果、【ヒザを使った押し出し(キック)】が少しわかってきました。
また、(土踏まずの感触)という言葉をよく耳にしますが、この意味にも出会うことが
できました。あとは、コーチなど、出来る人に見ても貰い、アドバイス事項があれば
また、②・④の中に取り入れて繰り返していこうと思います。
以上は私にあったやり方を紹介していまして、他の方には無意味かもしれません。
それでも、同じタイプの方がいればの話ですが、平泳ぎに関して言うと
真剣に、夢中に、真面目になるあまり、言葉に縛られてしまっているところが
あるかもしれません。
他の人が【キック】で済むところを【ヒザを使った押し出し(キック)】と
わざわざ細かく表現しているあたり、まさに《丸暗記》とは違ったアプローチだと
思います。これはこれで、そう表現しないと、違ったイメージを持ってしますので
私には合った方法なのです。
勿論、理論的な裏付けは必要ですし大切ですが、兎に角、ここは 《丸暗記》!
そんな練習意識も必要かと思いました。
(足で水を切っているだけで、水を押せていない)があります。
わたしもその一人です。
なぜ押せていないのか、人により原因はさまざまですが、
私の場合でいうと、引き付けまでは出来ているがその後の【押し出し】が
ダメということです。コーチからヒザを使うようにと言われても、ハテ?
どういう動作がヒザを使った動きなのかが、見ていてもさっぱりわからな
かったのですが・・・・
祝!やっとわかりました!!!(といっても、「前菜」程度なのですが・・・)
「お悩み解決方法」をみつけました。
図1
これまでの【押し出し(キック)】は 図1のようでした。
出来ない人の殆どがこのパターンです。丁度、サッカーのインサイド・キック
(足先を外に向け、かかとをお尻に引き付け蹴り出す)のようです。
これは、【引き付け】が出来ていても同じです。
当然、足の裏が真後ろを向くのはホンの一瞬しかありませんから、
前に進むのはとても難しいです。
図2
ならば、ヒザを使った動きとは・・・?
図2を御覧下さい。この図は真後ろから見た時の足の軌道を示したものです。
足首が楕円をえがいているのがわかるかと思います。
そんなこと、前からわかっているよ!(怒)、という声が聞こえてきそうですが、
もうちょっとおつき合いを。ここからが大事です。つまり、この動きをドリル化して
反復練習すればいいのです。
図3
図3に移ります。これは、私のやったドリルです。
プールサイド近くに立ち、立った状態で平泳ぎの足の動きをしてみます。
当然、自分の目で足の動きが確認できます。自分なりのポイントを意識しながら
行います。最初は図1のようにならないようゆっくりやる方がいいかもしれません。
話が変わりますが、絵を書く時も最初から1本の線で描いていくわけではありません。
何本も線を引いていくなかで、理想の線を見つけていくわけです。
ここでは、自分の型になるであろう動きを模索しながら(ポイントを意識しながら)
見つけていきます。
その時大切なのは、この動きはその時点・時点で独立した動きではなく
ひとつの動き(楕円)として捉えます。よって、途中で止めたりしてはいけません。
スピードはコントロールしても構いませんが、あくまでも一つの動きとして
練習します。その為にはある程度、【ヒザを使った押し出し(キック)】のイメージが
頭の中にないと困ります。これはうまい人の泳ぎやビデオをみてインプットして
おきます。
また、この動作を行うとヒザ・股関節を使っていることが自然と感じられます。
今日のポイント
このドリルは、《慣れ》ではありません。斎藤隆流にいえば 《丸暗記》です。
練習の結果による受け身としての《慣れ》ではなく、能動的な《丸暗記》です。
ブラインドタッチと同じことです。この動きが出来なければ平泳ぎは出来ません。
この練習を繰り返します。兎に角、 《丸暗記》として意識してください。
ビビロロ・メソッド
①25mプールで平泳ぎの伏し浮き【ヒザを使った押し出し(キック)】をします。
②反対側についたら、図3のドリルを右・左足とも8回行います。
③次は平泳ぎ以外(クロール・背泳ぎ・平泳ぎのプルのみ・バタフライ)の泳法で
1本25m泳ぎます。
④反対側についたら、再び図3のドリルを右・左足とも8回行います。
この①~④の練習を反復して行います。時間的には4セットほどが適当かと思います。
③は足だけに意識がいかないよう、気を紛らわす意味合いがあります。
②・④は、兎に角、 《丸暗記》。
よって、①平泳ぎの伏し浮き【ヒザを使った押し出し(キック)】をしているときは、
意識はスネを使っているかとか、足の裏が上を向いているかなどに向き、
ヒザを使った動きなんて考える必要はありません。なぜなら、②・④のドリルのおかげで
体が自然と反応(練習したように動く)するためです。考えれば考えるほど、
図1の動きに戻ります。あるのは、水の抵抗を感じられたかどうかそれだけです。
後は、体に任せよ!ということです。当然、練習量が少ない、または、トビトビだと
体の反応は鈍くなります。
感想
このドリルの結果、【ヒザを使った押し出し(キック)】が少しわかってきました。
また、(土踏まずの感触)という言葉をよく耳にしますが、この意味にも出会うことが
できました。あとは、コーチなど、出来る人に見ても貰い、アドバイス事項があれば
また、②・④の中に取り入れて繰り返していこうと思います。
以上は私にあったやり方を紹介していまして、他の方には無意味かもしれません。
それでも、同じタイプの方がいればの話ですが、平泳ぎに関して言うと
真剣に、夢中に、真面目になるあまり、言葉に縛られてしまっているところが
あるかもしれません。
他の人が【キック】で済むところを【ヒザを使った押し出し(キック)】と
わざわざ細かく表現しているあたり、まさに《丸暗記》とは違ったアプローチだと
思います。これはこれで、そう表現しないと、違ったイメージを持ってしますので
私には合った方法なのです。
勿論、理論的な裏付けは必要ですし大切ですが、兎に角、ここは 《丸暗記》!
そんな練習意識も必要かと思いました。
by hynbm
| 2004-12-23 16:50
| 水 泳