2008年 05月 06日
GWの平泳ぎ |
平泳ぎのキックにハムストリングが関係するのは、膝関節(しかんせつ:ヒザカンセツ、
とはいわないらしい)を内旋させる主導筋であるから。肉単にも書いてあったけど、これ
まで全く気がつかなかったし、仮に気がついていても知識として頭の中にしまわれてしまい、
感覚的には理解できなかっただろう。そんな私が気づけたのはこんな練習方法を思い
ついてやったことが引き金だった。
これまで、引き付けを意識する際、下肢だけを意識していた。これを何とはなしにドル平
(上半身:平泳ぎ:下半身:バタフライ)の下半身部分を、更に引き付けまで平泳ぎ、
その後はバタフライ、という変速泳法に変えてやってみた。この場合、足裏の外返しは考え
ない。
すると、引き付けのタイミングとか動きに関する感覚が一変した。これはイケルと思った
瞬間だった。しかし、このままでは足裏を外返ししていないので、あおり足の泳法違反になる。
この変則ドル平では足の引き付け・内旋は出来るのに、なんで平泳ぎではイマイチなんだ
ろうと思っていた時にやったのが、プールサイトぶら下がり腰掛けキック。ここで、ハムス
トリングに力が入ることに気がつく。
これまで大腿内旋筋群(モモ内側)や腓骨筋(スネ横)ばかりに意識がいっていて、ハムス
トリングは勝手に動いていろ、といった状態だったのだろう。それが、引き付けの時に
大腿内旋筋群を意識することは弱くなり、腸腰筋とハムストリングに意識が移っていった
ことがよかった。
逆に大腿内旋筋群は自分で好きに動いて、という意識になった。それは、ストレッチである
程度の(ある程度って、どの程度なのだろう?)の柔軟性を得てきたから持てる感覚かも
しれない。
腓骨筋(スネ横)は外返しに大切なので意識しなくてはいけないのだけど、現時点での
私の泳ぎでは、一時棚上げでもOKと思っている。それなりに進み出したから。しかし、
それなりって一体・・・(笑)
日付かわって。
昨日は今年一番のいい出来だった。4月振りにストローク数も数えてみた。これまでは
フォームもいい加減なのに数えても焦るばかりでしようがないと思っていたので、やらず
にいた。最初は12だった。25m3本ぐらい泳ぐと11になった。10本目になると
9ストローク。
今日、もう一度出来れば、いよいよ自信も一層深まる。ところが、今日はBad Day。最悪。
右の太ももが外旋して内側に全くこない。なんで???。恐らく、今年に入って最悪の泳ぎ
だった気がする。
股関節を内旋させるのは大内転筋(収縮)。ならば、その拮抗筋は、と肉単で調べる。
なんと中殿筋。しかし、中殿筋のストレッチなんて聞いたことがない。しかたなしに、
ボールを使った大内転筋のトレーニングを慰めにやってみる。すると、こんなことに気が
ついた。
これまでやったことのあった練習は、ボールをはさみ、足を下から前に送り出す。そして
ボールを腿の内側で押さえるような動き(絵1)。この練習が大内転筋の収縮に有効なの
かどうかはわからないけど、よく紹介されている。ところが偶然、(絵2)のような
ことをやってしまったら、これは、平泳ぎの引き付け動作と同じだと気がつく。
ボールをはさみ、ハムストリングの収縮を意識して(膝関節の内転)、平泳ぎの引き付け
動作を行う。すると、中殿筋のあたりに違和感を感じた。もしやと思って、立った。
足裏の接地感覚がかわっていた。今朝まで、足の外側に重心がきていたのが、若干、
内側に重心がかわった。腓骨筋あたりに感じられていた窮屈さも薄らいだ。というか、足裏
全面に体重が載っている感じ。
大内転筋の縮み(股関節の内転)/中殿筋の伸び(股関節の外転)が感じられる練習
方法だった。
そういえば、昨日9ストローク(25m)で泳ぐ前、プールが混んでいたので仕方なしに、ウォー
キングコースで股関節を外旋させた歩き・平泳ぎの引き付けを意識した(股関節内旋)歩き
を、それぞれ、25mx6本やってから泳いだ。もしかしたら、知らずに中殿筋のストレッチ
をやっていて、それがよかったのかもしれない。結果は効果が出ると勝手に予想している
1週間後に出てくれると嬉しい。
とはいわないらしい)を内旋させる主導筋であるから。肉単にも書いてあったけど、これ
まで全く気がつかなかったし、仮に気がついていても知識として頭の中にしまわれてしまい、
感覚的には理解できなかっただろう。そんな私が気づけたのはこんな練習方法を思い
ついてやったことが引き金だった。
これまで、引き付けを意識する際、下肢だけを意識していた。これを何とはなしにドル平
(上半身:平泳ぎ:下半身:バタフライ)の下半身部分を、更に引き付けまで平泳ぎ、
その後はバタフライ、という変速泳法に変えてやってみた。この場合、足裏の外返しは考え
ない。
すると、引き付けのタイミングとか動きに関する感覚が一変した。これはイケルと思った
瞬間だった。しかし、このままでは足裏を外返ししていないので、あおり足の泳法違反になる。
この変則ドル平では足の引き付け・内旋は出来るのに、なんで平泳ぎではイマイチなんだ
ろうと思っていた時にやったのが、プールサイトぶら下がり腰掛けキック。ここで、ハムス
トリングに力が入ることに気がつく。
これまで大腿内旋筋群(モモ内側)や腓骨筋(スネ横)ばかりに意識がいっていて、ハムス
トリングは勝手に動いていろ、といった状態だったのだろう。それが、引き付けの時に
大腿内旋筋群を意識することは弱くなり、腸腰筋とハムストリングに意識が移っていった
ことがよかった。
逆に大腿内旋筋群は自分で好きに動いて、という意識になった。それは、ストレッチである
程度の(ある程度って、どの程度なのだろう?)の柔軟性を得てきたから持てる感覚かも
しれない。
腓骨筋(スネ横)は外返しに大切なので意識しなくてはいけないのだけど、現時点での
私の泳ぎでは、一時棚上げでもOKと思っている。それなりに進み出したから。しかし、
それなりって一体・・・(笑)
日付かわって。
昨日は今年一番のいい出来だった。4月振りにストローク数も数えてみた。これまでは
フォームもいい加減なのに数えても焦るばかりでしようがないと思っていたので、やらず
にいた。最初は12だった。25m3本ぐらい泳ぐと11になった。10本目になると
9ストローク。
今日、もう一度出来れば、いよいよ自信も一層深まる。ところが、今日はBad Day。最悪。
右の太ももが外旋して内側に全くこない。なんで???。恐らく、今年に入って最悪の泳ぎ
だった気がする。
股関節を内旋させるのは大内転筋(収縮)。ならば、その拮抗筋は、と肉単で調べる。
なんと中殿筋。しかし、中殿筋のストレッチなんて聞いたことがない。しかたなしに、
ボールを使った大内転筋のトレーニングを慰めにやってみる。すると、こんなことに気が
ついた。
これまでやったことのあった練習は、ボールをはさみ、足を下から前に送り出す。そして
ボールを腿の内側で押さえるような動き(絵1)。この練習が大内転筋の収縮に有効なの
かどうかはわからないけど、よく紹介されている。ところが偶然、(絵2)のような
ことをやってしまったら、これは、平泳ぎの引き付け動作と同じだと気がつく。
ボールをはさみ、ハムストリングの収縮を意識して(膝関節の内転)、平泳ぎの引き付け
動作を行う。すると、中殿筋のあたりに違和感を感じた。もしやと思って、立った。
足裏の接地感覚がかわっていた。今朝まで、足の外側に重心がきていたのが、若干、
内側に重心がかわった。腓骨筋あたりに感じられていた窮屈さも薄らいだ。というか、足裏
全面に体重が載っている感じ。
大内転筋の縮み(股関節の内転)/中殿筋の伸び(股関節の外転)が感じられる練習
方法だった。
そういえば、昨日9ストローク(25m)で泳ぐ前、プールが混んでいたので仕方なしに、ウォー
キングコースで股関節を外旋させた歩き・平泳ぎの引き付けを意識した(股関節内旋)歩き
を、それぞれ、25mx6本やってから泳いだ。もしかしたら、知らずに中殿筋のストレッチ
をやっていて、それがよかったのかもしれない。結果は効果が出ると勝手に予想している
1週間後に出てくれると嬉しい。
by hynbm
| 2008-05-06 22:07
| 水 泳